樹齢数百年。
永らく西方院を守り続けてきたイチョウ。
今年も見事に色づいてくれました。
当山は聖徳太子の三人の御乳母を開基としていることに由来して
昭和30年代頃まで
子授け・安産祈願、腹帯授与などを行っていました。
また、当山のイチョウは気根が乳房のように多数垂れ下がっている姿から
「乳イチョウ」として子どもの健やかな健康と母乳がよく出るようにと
願掛けに訪れる参拝者も多かったようです。
いつしかその習慣も途絶えてしまいましたが
今日も多くの参拝者を見守り続けてくれています。